猫背と腰痛の因果関係を解明!原因と対策を徹底解説
2023/02/27
日々腰痛に悩まされている人が多いですね。
もはや現代病と言っても差し違えないと、僕は思います。
以前猫背と肩この関係性についてお話ししていきました。
詳しくは以下記事を参照してください。
今回はその腰痛版ですね。
猫背は腰痛にも深く関わってきやすいので、今回も痛みのない体への架け橋になっていただけたらと思います。
猫背が引き起こす腰痛のメカニズムとは?
まず定義的に猫背というものは肩甲骨や頭が正常な位置から前方に傾き、鎖骨や背骨が丸まっているような状態を指します。
背中が丸まってしまうことにより、背骨(胸椎)や腰骨(腰椎)の自然なカーブが失われてしまうのです。
この状態で長時間座っていると背中や腰部に負荷がかかってくることでその周囲の筋肉の緊張が強くなり、慢性的なこりを引き起こしてしまいます。
特に腰椎の前方に圧力がかかることで、腰骨あたりの椎間板や脊椎関節の圧迫や変形が起こります。
また、猫背になることで骨盤が後傾し、腰部の筋肉が引っ張られたままになり、さらに負担が増えたり、筋肉がうまく働けなくなるため血流が悪くなり、筋肉や神経にも影響を及ぼすことがあります。
このように、猫背になることで腰椎や骨盤の歪みが生じ、それによって腰部の筋肉や神経に対する負荷が高まるが、歪みや普段の癖の影響でその負担を癒す力も阻害されているので、腰痛がより引き起こされやすくなると考えられています。
猫背に陥る原因とは
猫背とは自分では気づきにくいところも多いです。
人に言われて気づくという方もいるので、以下の各項目に思い当たるところが一つでもある方は要注意なので、それを意識して見てみましょう。
・長時間のデスクワークやスマホ・パソコンの使用
現代では一番多いかもしれませんね。
デスクワークやスマホ・パソコンの使用により、長時間同じ姿勢を続けることが多くなります。
そのため、背中の筋肉が疲労し、緊張が解けにくくなります。また、画面を見るために首を前に出してしまうと、肩や背中に負荷がかかり、猫背になりやすくなります。
上記に記した猫背の定義的なもので示した体勢になりやすいので特に多いのかもしれませんね。
ちなみにデスクワークには勉学やゲームも含みます。
なので昨今の学生は猫背になりやすく、未来の肩こり、腰痛予備軍になってきます。恐ろしいですね。
・運動不足
運動不足により、筋力が低下し、背筋を支える筋肉が弱くなります。
そのため、姿勢を保つための負荷がかかり、猫背になりやすくなります。
さらに運動量が減るので全体的な血流が減ることで筋肉の負担をとり、治す血液を腰に送りにくくなるので腰の痛みを取りづらくなります。
さらに運動量が減ることで消費エネルギーが減るので脂肪がついやすくなり肥満が出てきやすくなります。
肥満は猫背にも関わってきますのでそれも後述します。
・肥満
はい、件の肥満です。
肥満になると、腹部の脂肪により背骨が圧迫され、背中が丸まりやすくなります。
また、肥満による脂肪の存在により体の重心が前方によるため、そのバランスをとり体を支えるため、腰に負担が強くかかることで直接腰痛が引き起こされることもあります。
・ストレス
ストレスを感じると心身ともに緊張が高まり、猫背になりやすくなります。
ストレスの中でもイライラが引き起こされるものはより身体の緊張につながります。
イライラしている人を見たらわかると思いますが拳を握っていたり、肩が吊り上がっていたりなど、体がこわばっているということは簡単に想像できると思います。
さらに仕事に関わるストレスは解消されづらいのです。
家に帰ってからもずっと悶々苛々と脳にこびりつきやすいのでリラックスすることができず、身体の緊張も取れづらくなります。
これに良り体の力が抜けず前傾姿勢のような丸まりを形成しやすくなるので猫背になりやすいのです。
以上4点ですね。
現代社会を生きる上でこれらはとてつもなく避け難いので現代の働くものは腰痛が多くなっているのかなと、私は思います。
猫背を改善するためのストレッチ法や運動法とは?
猫背を改善するには普段の姿勢の改善が予防にもなってくるので大事にはなってきますが、猫背のひどい方はそれを維持するのもなかなかしんどいと思いますので、まずはお手軽にストレッチや運動法をいくつか紹介していきます。
・背筋ストレッチ
まず椅子に座ります。
足を組んだりせずに、両足の裏を床にしっかりつけます。
両手を頭の後ろで組み、肘を広げられるまで広げます。
そのまま天井を見上げるように首を後ろに倒します。
この状態で10秒間キープして、ゆっくりと元の姿勢に戻します。このストレッチを5回繰り返します。
・チェストストレッチ
壁に向かって肘をまっすぐに伸ばして両手をつきます。
どちらかの足を一歩分前に出します。
この状態で、壁についた手を支えにして、胸を張ります。
このまま10秒間キープして、ゆっくりと元の姿勢に戻します。このストレッチを5回繰り返します。
・腰回し運動
足を肩幅に開いた状態で立ち、両手を腰に当てます。
そのまま、腰を時計回りに10回大きく回します。
今度は反時計回りに10回腰を大きく回します。
曲がった腰をグッと伸ばすように大きく回しましょう。
正しい姿勢を保つために注意すべきポイント
ストレッチを行うことで体はほぐれやすくなりましたが、普段の姿勢が悪ければあまり改善は見込めませんので、日常を送る中で正しい姿勢を意識する必要があります。
そのために注意するポイントを以下に記していきます。
・肩甲骨を寄せる
肩甲骨を寄せることで、背中の筋肉を使い、姿勢を正しく保つことができます。
肩甲骨を寄せるには、肩を前に出さずに、胸を張るようにし肩を下げるように意識します。
・背筋を伸ばす
背筋を伸ばすことで、胸を開き、肩を引き下げることができます。
背筋を伸ばすには、骨盤を立て、背中を伸ばすようにして立ちます。
また、座っているときは、背中を壁に密着させるように座ると良いでしょう。
・腰を立てる
腰を立てることで、骨盤を正しい位置に保つことができます。
腰を立てるには、座っていても立っていても、すこし腰を後ろにひくようにするといいでしょう。
・目線を正面に向ける
目線を正面に向けることで、首や肩の緊張を緩和し、姿勢を正しく保つことができます。
目線は、スマホなどの画面や本などを見るときも正面に向けるようにしましょう。
・足を軽く開いて立つ
足を軽く開くことで、体重を均等に分散することができ、姿勢を正しく保つことができます。
足の幅を肩幅と同じくらい開くことで均等に両足に体重を乗せることができます。
これらのポイントに注意して、日常生活で正しい姿勢を保つように心がけましょう。
猫背を改善するためにも、正しい姿勢を保つことが重要です。
当院でできること
猫背による腰痛を改善し予防するためにいろいろお伝えしてきましたが、これを見ている方の中には、「これをやっても改善なんてしない!」や「今の痛みを取りたいのだから予防なんて話じゃない!」
という方もいらっしゃることでしょう。
そんな方達はストレッチや日常生活を改めるのもいいですが、それよりまず治療するのがいいです。
当院ではあなたの詳しい体の状態を、問診や検査によって突き止め、説明と治療をしていきます。
治療の内容は人の筋肉や関節の状態により変わるので、一度僕に相談してください。
ただ、治療内容は全般的に、無理やり体を捻ったり、強く押さえたりなどのような刺激の強い治療は決して行わないので安心してご相談ください。
当院で行う治療として、猫背の方は筋肉や関節の動きの悪さや、硬さが出てきているのでそれを緩めて、動かしやすくして、血流も高めてより早く治るように体を整えていくのを目的とした治療を行なっていきます。
治療の名称を挙げるとしたら「AKA治療」と「筋細胞リリース」というものです。
気になる方はまた僕の方まで連絡をください。
終わりに
猫背が腰痛に起因する理由がなんとなくわかっていただけたかと思います。
「猫背だけが、腰痛の原因である!100%そうである!」
とは言いませんが、割と大きな要因にはなっているので、みなさん気をつけていただく方がいいことには違いありません。
自分の腰の痛みは何が原因か、何を変えたら身体の凝りや痛みから解放されるのか、気になる方は僕に相談してください。
細かく検査をし、説明の上で治療していきますので、わからないことがあればなんでも聞いてください。
お電話と公式LINEによる予約、相談を受け付けております。
お電話の方は、電話がつながったら僕のほうから、「はい、今岡整体院です。」
と言いますので予約ならば予約、相談ならば相談と言ってから話してください。
公式LINEの方は友達登録をすると最初に自動的にメッセージが届きますので、それをご確認の上予約か相談をしてください。最初のメッセージ以外は全て僕が返信していきます。
お一人では悩まずに僕のところまで相談しにきてください。
----------------------------------------------------------------------
今岡整体院
〒567-0876
大阪府茨木市天王2-8-21
電話番号 : 090-3940-2600
南茨木で腰痛の根本にアプローチ
----------------------------------------------------------------------